学びたい事と学べる事は

日本人が留学する先といえば、やはり相変わらず欧米諸国が人気なのでしょうか。
英語をマスターしたいという切羽詰った事情は今も昔も変わらないことから、英語をマスターするためには欧米ということになるのでしょう。
昨年来から関係が冷え切ってしまっていることから、人気があった韓国への留学も数が減ったと言われます。
同じく領土問題で関係が悪化している中国へは、よほどビジネスの必要性から中国語を学ぶためでもなければ、なかなか留学先に選ぶ人はいないのではないかと思います。
ただ、これからも中国市場は日本にとって欠かせないターゲットですから、中国語を勉強するために中国留学を考える人は多いと思います。
反面、韓国への留学は、もともと韓流ドラマやK-POPにハマって、旅行気分で短期間の留学という人が多かったことを思えば、今回の領土問題でのぎくしゃくが影響し、韓国への留学人数は減るような気がします。
ただ、韓国は日本との関係改善を望んでいて、民間の交流は徐々に戻ってきていると言いますから、ビジネスの面での関係も今後も続くことを考えると、韓国へ勉強目的に留学する人そのものはなくならないと思います。
欧米へ留学するにも、アジアの国へ留学するにも、学ぶ目的の一番は言葉の習得だと思います。
そして、言葉が理解できていくにつれ、その国への理解も深まってくると思います。
言葉の理解に、その国の文化や歴史を抜きにして学ぶことはできないと思うからです。
言葉が理解でき、そして文化や歴史を理解したなら、それまでの先入観で見ていたことも変わるかもしれません。
特に中国や韓国といった歴史的にしこりを残している国に対しては、その国を知ることによって、これまでの考え方が変わる可能性もあります。
できることならお互いに実際にその国へ留学し、自分の目で見て本当はどうなのかを理解してほしいと思います。
特に若い世代が大いにそれぞれの国を交流し、偏見を打ち砕き、新しい関係を築いていってほしいと思います。